令和5年5月28日
一般社団法人 市川スポーツ文化推進協会
(以下 ISCA)
令和5年5月28日、各分野の方々にお集まりいただき、総勢42名にて「市川市の地域部活動に関する意見交換会」を実施させていただきました。
第一部として、ISCA代表の滑川より「部活動地域移行」に関する説明を行いました。
第二部として、参加者全員で2つのテーマに関する意見交換を行いました。
今回はブレインストーミング形式により沢山の意見を出していただきました。
テーマ①現状の学校部活動の問題点について
全体を通して「指導者の質や人員不足」に関する意見が多く、続いて「部活動の方針」「地域差」に関する意見が多い結果となりました。
参加者別ではPTA関係者が「保護者の負担」「学業の両立」一般企業参加者は地域差についての問題点を指摘する意見が目立っていました。
PTA関係者については現状の地域差について問題意識は薄く市内企業経営者は保護者の負担についての問題意識が薄い傾向でした。
活動時間、活動回数については「多い・少ない」という両方の意見が出ており、同じ団体の中でも環境や立場によって問題視する点が逆になる項目も確認できました。
(テーマ①現状の学校部活動の問題点について団体別グラフ参照)
※テーマ①「現状の学校部活動の問題点について」の意見(一部抜粋)
・部活動に意欲的な教員の減少
・学校の先生の負担が高い
・先生の知識ややる気によって子供たちが左右される
・親の負担が大きい、親の序列化がある
・学業との両立が大変
・子どものやりたい部活動がない事もある
テーマ②地域移行した際のリクエストや不安点
全体を通して「違う立場同士の連携」に関する意見が多く、続いて「運用費用・財源」「指導者の質や人員不足」に関する意見が多い結果となりました。
参加者別ではPTA関係者が「違う立場同士の連携」についての意見は少なく、「地域差」や「指導者の質や人員不足」に関する意見が多い結果となりました。
市川青年会議所及び一般企業参加者においては「違う立場同士の連携」について気にする意見が目立っていました。
PTA関係者はテーマ①において「地域差」に問題を感じていない結果となったが、地域移行後の「地域差」に対しては不安と感じている意見が多くみられました。
市川青年会議所及び一般企業参加者においては「違う立場同士の連携」について気にする意見が目立っていました。
また、教員指導者に対する意見は少数になりました。
( 次ページ ②地域移行した際のリクエストや不安点団体別グラフ参照)
※テーマ②「地域移行した際のリクエストや不安点」の意見(一部抜粋)
・十分な時間、寄り添いができるのか
・指導以外の諸務、雑務に対しても報酬が必要
・よく分からない保護者達は不安になりそう
・指導員の確保 誰がやるの?
・極端な話、おかしな動機で紛れ込む人を審査できるのか?
・指導者の当たりはずれ
・責任の所在がわかりにくい
・今の部活動は生徒をよく知る為の機能もある それをどうするか?
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